「歌が上手く歌えない…」
「下手だから友達とカラオケに行くのが恥ずかしい…」
「歌い手としてネットに自分の歌をアップしたいけど自信がない」
など、歌に関する悩みは人それぞれです。実際に、周りの目を気にしてしまい、歌うのは好きだけどカラオケに行きたくないと悩んでいる人も多くいます。
好きなことを制限されるのはつらいですよね。しかも、いざ歌を練習しようとしても、
「ボイトレに行くお金がない…」
「自分で調べるのはめんどくさい…」
「プロが解説している記事だと専門的すぎて分からない…」
といった悩みが次々と出てきます。そこで今回は、僕が実際に調べて実践した歌の上達方法をご紹介します。
僕みたいなド素人でも上達できた方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
- そもそも歌が上手いとは?
- 【歌が上手くなる方法①】曲をしっかりと覚えよう
- 【歌が上手くなる方法②】自分の歌を録音して聴いてみよう!
- 【歌が上手くなる方法③】カバー曲や歌ってみたを聴いてみよう!
- 【歌が上手くなる方法④】とにかく1曲を極めて十八番を作ろう!
- 【歌が上手くなる方法⑤】歌う前に準備運動をしよう!
- 【歌が上手くなる方法⑥】ビブラートを使ってみよう!
- 【歌が上手くなる方法⑦】肺活量を鍛えよう!
- 【歌が上手くなる方法⑧】自分に適切なキーを見つけよう
- 【歌が上手くなる方法⑨】鼻歌は全てファルセット(裏声)で歌おう!
- 【歌が上手くなる方法⑩】とにかく楽しもう!
- やってはいけない歌い方
- あなたに合った方法で練習してみよう!
そもそも歌が上手いとは?
どうなったら歌が上手いの?
「歌が上手い」という表現は非常に曖昧です。聴く人によっても上手いの基準は違うと思います。
ここでは、歌が上手いと言われる人に多く見られる特徴について書いていきます。
音程とリズムが正確
もちろん「音程やリズムが正確=歌が上手い」というわけではありません。歌が上手い人はそれ以外にも多くの魅力を持っていますし、アレンジでわざと外すことも少なくありません。
しかし、それはすべて正確に歌うことができる前提での話です。それができて初めてアレンジが生きてくると思った方がいいでしょう。
高い声が出る(音域が広い)
特に男性は、普段歌っていないと高い声を出す機会がないので、そもそも高い声の出し方が分からなかったり、きれいに高い音を出せないということが多いです。無理やり出した高い声ほど聴き苦しいものはありません。
高音を必要とする楽曲を歌わなければいいというのもありますが、歌が上手い人の多くは高い声をきれいに出せる(音域が広い)ことが多いです。
それはなぜかというと、歌が上手い人は正しい発声ができているからです。ミックスボイスやヘッドボイスといった技術を使うことで、より高く、より上手く歌えるというわけですね。
正しい発声方法については、ボイストレーナーの方々が書いている記事などを見てみてください。
声量が大きい
声量も非常に大事です。ぼそぼそと歌っていても上手くは聴こえません。もちろん、ただ大きい声で歌えばいいということではありませんが、相手の心に響かせるには必要な要素です。
さらに、プロとアマの一番の違いは声量だとも言われています。実際にプロの歌声を聴くとすごい声量です。
声量を鍛える方法についてもこのあとの歌が上手くなる方法に書いていますので、参考にしてみてください。
表現力が豊か
表現力は個人的にも非常に重要だと思っています。特にバラード曲で顕著に表れます。
抑揚やビブラート、感情をこめたりと歌の表現方法はさまざまです。これに正解なんてありません。
自分なりに楽曲を理解し、それを自分なりに表現することで、自然と上手いと思われる、相手の心に響く歌が歌えるようになります。これには経験が必要かもしれません。
【歌が上手くなる方法①】曲をしっかりと覚えよう
ちゃんと覚えるのは大事だよね
まず、技術よりも曲をしっかりと覚えることが大事です。正しいメロディ、正しい歌詞が分かっていない状態で上手く歌うのは難しいです。
なので、最初はとにかく聴きこむことが大事です。特に、今上手く歌えないと思っている方、自分が音痴だと思っている方には意識してほしいですね。
しっかりと聴いて覚えるだけでちゃんと音程やリズムが取れるようになる人もいます。だまされたと思って何回も繰り返し聴いてみてください。
ちなみに、僕も十八番の曲は何百回と聴き込んでいます。
【歌が上手くなる方法②】自分の歌を録音して聴いてみよう!
自分の声聴きたくない…
自分の歌声を知ることはとても大事です。僕はこれのおかげで上手くなったといっても過言ではありません。しかし、多くの人がやりたがりません。
それはなぜかというと、自分の下手な歌なんて聴きたくないからです。もちろん僕も最初は苦しみながら自分の歌を聴いていました。
ですが、よく考えてみると、自分の歌の何が悪いのかもわからずにどうして上達できるのでしょうか?歌に限りませんが、上達するにはまず自分を知ることが大事です。
現状を知り、何をしたら上達するのかを考えるところからスタートしましょう。僕も最初は自分の歌声を気持ち悪いと思いながら聴いていましたが、上達してくると自分の歌が好きになってきますよ。
まっきーはどのくらい聴いてたの?
僕は家にいるときは常に自分の録音した歌を聴いていました。それをやり始めてから急激に上達したんですよね。実体験からも、録音して自分の歌声を把握するというのは歌の上達のために必須だと思います。
【歌が上手くなる方法③】カバー曲や歌ってみたを聴いてみよう!
え?原曲を聴くだけじゃダメなの?
まず第一に、これは完全に僕流です。
「歌ってみた」や「カバー曲」は同じ曲でも歌う人によって歌い方や表現方法が全然違います。特にボカロ曲はいろんな人が「歌ってみた」動画を上げていますので、たくさんの人の作品を聴いてみてください。
いろんな人の歌をを参考にして、自分なりの歌い方を勉強すればおのずと上達しますよ。ちなみに、僕は1曲で少なくとも4,5人は参考にします!
このやり方を紹介している記事はあまりないと思うのですが、僕は本当に効果があったので、ぜひ試してみてくださいね。
【歌が上手くなる方法④】とにかく1曲を極めて十八番を作ろう!
僕は君に届けをよく歌うよ!
プロスポーツ選手って専門外のスポーツも普通の人以上にできたりしますよね。なぜなら、体を動かす際の体の使い方がわかっているからです。
歌も同様に、1曲を歌い込むと声の出し方や表現方法などがわかってくるので、他の曲を習得するまでの期間が短くなります。
それに気づいて、僕もカラオケに行くたびに同じ曲を数回歌って、録音するのを繰り返しました。最初に練習した曲は結構時間がかかりましたが、自分でも上達したのが分かりましたし、周りの反応も変わりました。
その後に覚えた曲は、初めて歌う曲でもすぐに歌えるようになったのです。成功体験がある人はその後もうまくいきやすいものです。まずは1曲を極めることから始めてみてください。
【歌が上手くなる方法⑤】歌う前に準備運動をしよう!
すぐ歌っちゃダメなの?
カラオケに行ったらいきなり歌いだしていませんか?もちろん状況によっては仕方ないこともあります。しかし、一人で行った際や自宅で録音する場合などは準備運動をした方がよりうまく歌えますよ。
個人的にもやっていておすすめなのがリップロールです。唇をぶるぶるーってさせるやつですね。
僕は、歌う前にリップロールで「ドレミファソファミレド~」みたいなのを5分くらいやるようにしています。リップロールをすることによって下記の効果が得られます。
これだけで上手くなることはないですが、やらないよりは声が出しやすくなると思います。効果には個人差があるようですが、少なくとも僕はこれをやった方が、声が出やすくなります。
一度試してみて、効果がありそうなら継続してやってみてもいいかもしれませんね。
【歌が上手くなる方法⑥】ビブラートを使ってみよう!
ビブラート…難しい…
これはいきなり使えと言われて使えるものではないですよね。あと、必ずしもビブラートができるから上手いというわけではないという点は覚えておいてください。あなたの歌に付加価値をつけるくらいのイメージです。
ビブラートの詳しいやり方はググると専門家が説明している記事がたくさんあるので、そちらを参考にしてみてください。ちなみに僕は調べてもよくわからなかったので我流でやりました。
一般的にはあ↑あ↓あ↑あ↓というように上下に(音程で)波を作るイメージで説明されていることが多いと思いますが、僕の場合は上下ではなく前後に(声量で)波を作るイメージでやるとうまくいきました。
感覚的な話なので言葉で伝えるのが難しいですが、音程の上下ではなく声量の大小という感じです。最初は大げさにやって、少しずつ細かくして言ったら自然とできるようになっていました。
また、正しい発声ができると勝手にビブラートが出ました。腹式呼吸で歌うと声が勝手に揺れたんです。結局歌が上手くなるというのは特別なことではなく、やるべきことをやっていれば自然とどんな技術も身についていくということなのかなと思いおました。
無理して目先の技術を身につけようとするのではなく、しっかりと基本に忠実に練習していくことが上達の近道かもしれませんね。
【歌が上手くなる方法⑦】肺活量を鍛えよう!
息が続かない!
これもビブラート同様、歌が上手くなるための付加価値ですね。なくても歌えないわけではありませんが、あった方がより上手く歌えます。肺活量が多いと下記のようなメリットがあります。
肺活量と聞いてなんとなくイメージは付くと思いますが、1フレーズに吹き込める息の量が増えるというのが一番大きいです。これによって歌声が安定したり、声量が大きくなったり、高音が出やすくなるといったメリットが出ます。
当然声を出す際には息を吐くという行為をせざるをえません。その時にたくさんの息があった方がよりいろんなところにパワーを使えるというのは想像できると思います。、肺活量を鍛えるためにできることは以下の通りです。
肺活量を鍛える方法をもっと詳しく知りたい方は、肺活量を鍛える方法とは?歌唱力アップ間違いなし!【歌い手必見】の記事をご覧ください。
【歌が上手くなる方法⑧】自分に適切なキーを見つけよう
原曲キーが出ないんだよ…
キー変えれば?
カラオケでは楽曲のキーを変更できます。上手く歌うには、自分に合った適切なキーに合わせることが大事です。高すぎて声が出ないのはもちろんですし、低すぎても迫力がなかったり相手に響かない声になってしまったりします。
一番声を出しやすいキーに設定して歌うとよりいい声で歌えます。さらに、これは僕個人の考えなんですが、キーを変えて歌うと、より早く曲を身に付けられます。
初めて歌う曲のキーを変えて歌うと、全然わからなくなることってありませんか?あれは曲を覚えた気になっているからだと思うのです。そのため、どのキーで歌ってもすらすら歌えるようになって初めて、曲を覚えられているんだと思っています。
どのキーが一番自分に合っているのかもわかると同時に、曲も身に付き、自分の歌の欠点にも気づけるのでとてもおすすめなやり方です。
【歌が上手くなる方法⑨】鼻歌は全てファルセット(裏声)で歌おう!
地声で歌ってるなぁ…
家で鼻歌は歌いますか?僕は家でも車の中でもよく歌っています。その際、周りに迷惑が掛からないように小声で歌うのですが、低い声ではなく必ず裏声で歌うようにしています。
裏声って普段しゃべっている時だとあまり使わないですよね。普段使っていない声なので。歌っている時も上手く使えないのです。
一番ストレスを感じずに慣れられる方法だと思いますので、ぜひ試してみてください。ただ、慣れないうちはちょっと気持ち悪い感じになったりするので、一人の時にやることをおすすめします。
【歌が上手くなる方法⑩】とにかく楽しもう!
やっぱり楽しむのは大事!
これが一番大事かもしれませんね。何より歌うのが楽しくないと、どんな練習も続きません。これは僕の実体験ですが、歌っていて楽しい時の方が上手く歌えます。
これを見ている皆さんは歌うのが好きな方々だと思いますので、問題ないかなとは思っていますが、上手くなりたいが故に、苦しんで歌っている状況なのであれば、まずは初心に帰って楽しんで歌ってみてください。
やってはいけない歌い方
良くない歌い方もあるのかな?
歌が上手くなる方法がある反面、あまり良くない歌い方もあります。ここでは、なるべく避けるべき歌い方をご紹介していこうと思います。
※個人的な意見が大いに含まれているため、参考程度に見てください
小手先のテクニックに頼った歌い方
ビブラート、覚えたら使いたくなりますよね?高音出るようになったら使いたくなりますよね?もちろん練習ではたくさん使ってください。しかし、上手く歌いたい場では付け焼刃のテクニックは使わない方が無難です。
さらに、上手く使える場合でもあまり見せつけるように使うのは良くないです。わざとらしいビブラートの連発や超高音は聴いている側に不快感を与える可能性があります。
どのテクニックおいてもそうですが、テクニックを使っていると思われるようではまだ上手く使えていません。歌に溶け込ませて違和感のない、聴いていて心地のいい歌が歌えると、より聴いている人を惹きつけられるでしょう。
必要以上に歌に入り込む
歌の世界観に入り込んで歌うことはいいですが、自分の歌に酔ってしまうとそれはただの自分よがりな歌になってしまいます。自分が歌っていて気持ちのいい歌と人が聴いていて気持ちのいい歌は違うことは理解した方がいいでしょう。
実際、私の周りでも自分に酔いながら歌っている方がいましたが、歌が多少上手くても聴いている人からは引かれてしまっていました。歌に入り込みすぎず、聴いてくれている人にどう聴いてもらうかを考えて歌うことで、より多くの人を魅了できる歌が歌えるでしょう。
あくまで適度にというところがポイントです。
喉を酷使する
喉は歌い手の命です。喉がかれてしまうと、歌えていた曲も歌えなくなってしまいます。最悪の場合、ひどい病気になる可能性もあります。喉に負担をかけるような歌い方はしないようにしましょう。
また、喉に負担がかかるということは間違った歌い方をしている可能性もあります。発声方法を見直す必要があるかもしれないですね。
声が枯れた際の対処について知りたい方は「【カラオケで声が枯れる…!】枯れた声を治すのに役立つアイテム6選」をご覧ください。
あなたに合った方法で練習してみよう!
練習頑張るぞー!
歌がうまくなる10個の方法と良くない歌い方をご紹介させていただきました。歌がうまくなる方法にも個人差があります。なるべくたくさんの方法を書いてみましたので、いろいろと試して自分に合った方法を見つけてみてください。
歌が上手くなると歌うことが本当に楽しくなります。皆さんの歌の上達に少しでも役立てていただければ幸いです。
では、また次の記事でお会いしましょう!
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