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【歌い手なら知っておくべき】MIX師に依頼をするときの「頭出し」とは?Garageband(ガレージバンド)で頭出しする方法もご紹介!

歌ってみた

歌い手を志している人であれば「頭出し」という言葉を聞いたことがある人も多いかと思いますが、その意味までは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、僕も頭出しの仕方が分からず、MIX師の方を困らせてしまったことがありました。

頭出しは歌い手として活動するにあたって必須とも言える作業です。

しかし、歌ってみた作成でよく使われる「Garageband」では標準機能として頭出しができないのです。

そこで今回は「頭出し」について、そしてGaragebandで頭出しをする方法を解説します。

この記事を読むことで頭出しについて理解し、出来るようになりますので、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、GaragebandでMIXをする方法については「iPhoneだけで歌ってみたのMIX(ミックス)をする方法【Garageband(ガレージバンド)】」をご覧ください。
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歌ってみたに欠かせない頭出しとは?

まっきー
まっきー

頭出し…?

頭出しとは簡単に言うと「カラオケ音源とボーカル音源のタイミングを合わせて書き出すこと」を言います。

すなわち頭出しができている状態とはカラオケ音源のファイルと録音して書き出したファイルをDAW(楽曲を作成できるソフト)や録音ソフト上に読み込んだ時に、歌い出しがカラオケ(曲の音源)と合っている状態のことです。

ちなみにDAWでレコーディングしている人は自動的に頭出しされるので頭出しをする必要がありません。

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なぜ頭出しをしなくてはいけないのか

まっきー
まっきー

MIX師さんに合わせてもらえば…

女の子
女の子

こら!手間かけさせないの!

では次に、なぜ頭出しをしなくてはいけないのかについて解説していきます。

この理由は「MIX師さんの負担軽減」のためと「歌の良さを最大限生かす」ための二つがあります。

MIX師さんの負担軽減

実は、頭出しがされていない音源だとMIX作業にかなり時間と手間がかかってしまいます。

タイミング補正自体はMIX師側でもできるのですが、これがかなりの時間を要してしまう作業なのです。

この作業が省けるだけでも、MIX師さんの作業がかなり楽になります。 

MIX依頼時には音源の頭出しができていることが前提となっていることも多く、頭出しができていないために、依頼を断られてしまうということもあるそうです。

揉める原因にもなり得るので、頭出しは疎かにしてはいけない大切な作業ですね。 

歌の良さを最大限生かす

人が歌を歌ったとき、必ず多少のズレは発生します。

しかし、そのズレは人間らしさであり、その人の個性でもあります。

もし頭出しされてない音源をMIX師さんがタイミング補正をしてしまうと、そういった人間らしさや個性といったその人ならではの歌の良さを潰してしまうかもしれないのです。

また、歌のアレンジがされている場合には、歌い手さんが考えたリズムが伝わらない可能性も出てきます。

頭出しにかけている時間を、リズム編集やピッチ編集のようなクオリティー向上にあててもらった方がより良い動画作りにもつながります。

みなさんの歌の良さを確実にMIX師さんに引き出してもらうために、頭出しは自身で必ず行えるようになりましょう。

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Garagebandでの頭出しのやり方

まっきー
まっきー

Garagebandでどうやって頭出しするの?

いざ録音が終わって、mix師さんに音源を送ってみたら「ズレている!頭出しがされていない!」と言われてしまい、「ちゃんとオケに合わせて歌って、書き出したはずなのに??」といった経験をされた方も少なくないと思います。

実はGaragebandには頭出しができる機能はついていません。

なので、工夫をして頭出しをする必要があるのです。

ここでは抜け道的なやり方を解説していこうと思います。

完璧なやり方ではないですが、今のところこれしかやり方がないので、参考にしてもらえればと思います。

①無音のトラックを作成する

まずはトラックを追加し、無音で録音します。

なるべく雑音をいれないように録音したいので、毛布などで包んで録音するといいでしょう。

②書き出したいトラックの先頭に無音のトラックを入れる

書き出したいトラックの先頭にある空白に、先ほど録音した無音のトラックをコピペします。

③書き出し

WAVファイルで書き出したら完了です。

ちなみに、GaragebandでMIXをする方法については「iPhoneだけで歌ってみたのMIX(ミックス)をする方法【Garageband(ガレージバンド)】」をご覧ください。
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歌い手なら頭出しは必ず知っておくべき

まっきー
まっきー

これはためになった…!

このように頭出しをすることでのメリット、しなかったときのデメリットが理解していただけたかと思います。

頭出しの作業自体はやり方さえ分かっていれば難しくありません。

この記事を参考に、ぜひ頭出しをして、良い作品作りをしていただけたらと思います。

ではまた次の記事でお会いしましょう!

歌い手お役立ち情報館/まっきー

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