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歌い手が使うべきポップガードとは?歌ってみたにポップガードはいらない?

おすすめ商品紹介

歌い手の録音現場でよく見かけるポップガード、皆さんは使っていますか?

なんとなく使っていたり、これから使った方がいいのか悩んでいる人もいると思います。

今回はポップガードがそもそも必要なのか、ポップガードの選び方、おすすめのポップガードについてご紹介していきます。

ぜひ、今後の歌ってみたの質を高めるためにも参考にしてみてください。

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ポップガードとは?

まっきー
まっきー

マイクの前にあるやつだよね!

ポップガードとはマイクの前やマイクを覆うように設置してあるもので、息がマイクにあたって「ぼふっ」となってしまうポップノイズを防いでくれるアイテムです。

似たような雑音として「くちゃっ」という音のリップノイズというものがありますが、基本的にポップガードではリップノイズは防げません。

たまにリップノイズも防げるという記載をしているメディアもあるので惑わされないようにしましょう。

また、あまり知られていませんが、マイクをつばや湿気から守ってくれる役割もあります。

マイクは高級品なので、そういった意味でもポップガードを利用するメリットはあるのではないでしょうか。

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歌ってみたを録音する時にポップガードって必要?

まっきー
まっきー

なくてもいいんじゃないの…?

ポップガードは基本的にポップノイズを防ぐ役割がほとんどを占めているので、それならなるべく息が入らないようにすればいいだけじゃないかと思う人も多いのではないでしょうか。

ですが、実はポップガードには多くのメリットがあります。

ポップガードを使うメリットは、

・ポップノイズを除去できる
・マイクとの距離感をつかみやすくなる
・つばや湿気からマイクを守ることができる

などが挙げられます。

ポップノイズはMIXでは取り除くことが難しく、歌ってみたのクオリティをあげるためにはぜひ使っておいた方がいいでしょう。

また、ポップガードは安いものであれば1,000円代から購入できるため、歌い手であればぜひ購入しておきたい商品だといえるでしょう。

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歌い手に知ってほしいポップガードの選び方

まっきー
まっきー

自分にはどんなポップガードがあってるのかな?

一言にポップガードといっても様々な種類があります。

形、素材、取り付け方、サイズ、使いやすさなどいろんな観点で判断しなきゃいけないため、自分にどれが向いているのか見極めるのは難しいですよね。

ここでは、それぞれの観点で、自分に合ったものをどうやって判断したらいいのかを解説していきます。

ポップガードには「丸型」「U型」の2種類があります。

丸形はラインナップが豊富なため、価格や性能など自分が求めるものを探しやすいです。

また、マイクと口の間に設置するだけなので、マイクの仕様に縛られることも少ないです。

対してU型はマイクを覆うようにセッティングするため、マイクの形によっては設置できないものがあります。

しかし、丸型よりもノイズを除去しやすく、マイク全体を覆う形になるため湿気からも守ることができます。

一概には言えませんが、一般的には丸型はダイナミックマイク、U型はコンデンサーマイクに使用されることが多いです。

素材

ポップガードの素材には「布製」と「鉄製」の2種類があります。

布製は比較的安価で購入できるため、初めてポップガードを利用する人におすすめです。

安価といえど、しっかりポップノイズは取り除いてくれます。

しかし、その反面音がこもりやすく、洗ったり乾燥させたりといったメンテナンスに手間がかかるというのがデメリットです。

鉄製のポップガードは布製と比較すると高価ではありますが、その分音がこもらず、クリアな音質で録音することができます。

また、丸洗いすることができるためメンテナンスも簡単です。

とりあえずお試しで使ってみたい方は布製、音質へのこだわりが強い方は鉄製のポップガードがおすすめです。

取り付け方

ポップガードの取り付け方には「クリップ式」「クランプ式」「カゴ式」の3種類があります。

クリップ式はクリップのようにはさんで設置するタイプで、非常に簡単に着脱できるのが特徴です。

挟むことができればどこにでも設置できるため、様々なシーンで使用できます。

その反面、固定力が弱く、ズレやすかったり耐久性が低いといったデメリットもあります。

クランプ型はネジで固定するタイプで、比較的簡単に設置が可能です。

クリップ型と比べてズレにくく、耐久力もそこそこあります。

しかし、設置をするたびにネジの開け閉めをする必要があるため、少し手間がかかってしまうのが難点です。

あまり頻繁に着脱をしない方、マイクやポップガードを設置したままにしたい方にはおすすめです。

カゴ式のポップガードはU型のものを指しています。

カゴ式は直接ゴムで設置するタイプのため、マイクを移動させるときに着脱する必要はありません。

また、丸型のように視界が遮られることもないため、歌う時に目の前にポップガードがあるのが邪魔だと感じる人にはいいかもしれませんね。

サイズ

特に丸型のポップガードにおいてサイズは重要な指標となります。

丸型のポップガードは大きければ大きいほど視界を遮ってしまうため、楽譜やPC画面なども確認しづらくなってしまいます。

逆に小さすぎるとマイクをカバーしきれずに、ポップガードの本来の役割を果たせなくなってしまうことも考えられます。

目安としては、100mm~120mmだと小さめ、150mm以上だと大き目です。

自分のマイクのサイズや視界をどの程度占めるのかを考えてサイズを選ぶといいでしょう。

使いやすさ

使いやすさというと少し曖昧ですが、設置のしやすさやアームの可動域、メンテナンスのしやすさといった指標も参考にするといいでしょう。

アームについても長さや硬さによって使いやすさが変わってきます。

アームが長いほど位置が調節しやすく、取り付け場所も自由度が高まりますが、その分余剰分が多くなってしまうので邪魔になってしまう可能性もあります。

また硬さは硬いほどズレにくく固定しやすいですが、微調整がしづらくなります。

逆に柔らかいと位置の調整が容易な代わりに固定力が弱くなってしまいます。

自分が何を重視するのかによって選ぶものも変わると思いますので、上記を参考に自分に合ったポップガードを選んでみてください。

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ポップガードのおすすめメーカー

まっきー
まっきー

メーカーもいろいろあるよね…

ポップガードは安いものを探すだけであればいくらでも見つけられますが、適当に探してしまうと安かろう悪かろうになってしまう可能性があります。

なので、なるべくいいものを手にするためにはある程度有名なメーカーの商品を選んだ方がいいでしょう。

ここでは、ポップガードを販売しているメーカーさんの中でおすすめのものをご紹介していきます。

STEDMAN(ステッドマン)

STEDMAN

STEDMANはスタジオ録音に使用する商品を多く販売しているメーカーです。

本社はアメリカにあり、ポップガードの素材で特許を取得しているメーカーですので、信頼性が高いです。

ポップノイズもしっかりと遮断でき、メンテナンスもしやすいものが多いのも特徴の一つです。

STEDMAN(ステッドマン)の公式サイト

AKG(アー・カー・ゲー)

AKG

AKGはマイクやヘッドフォンなどの音響機器を販売しているオーストラリアのメーカーです。

多くのレコーディングスタジオでもAKGの商品が使われており、プロにも愛用されているメーカーです。

コンデンサーマイクも販売しているので、湿気に弱いマイクをしっかり守ってくれるポップガードがそろっています。

AKG(アー・カー・ゲー)の公式サイト

キクタニ(KIKUTANI)

KIKUTANI

キクタニは愛知県に本社を置く日本のメーカーです。

オーディオアクセサリーを主に開発しており、楽器やマイクスタンド、楽譜建てなども販売しております。

国産メーカーならではの高品質・高性能のアイテムで、値段も比較的安価なので、コスパを重視する方におすすめのメーカーです。

キクタニ(KIKUTANI)の公式サイト

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ポップガードのおすすめ10選

まっきー
まっきー

もういいやつ教えて!

女の子
女の子

もう…

ここでは、具体的におすすめのポップガードをご紹介していきます。

ここまでで解説した選び方を参考にしながら、自分に合ったポップガードを探してみてください。

【キクタニ(KIKUTANI)】ポップブロッカー PO-5S

おすすメーカーでも出てきたキクタニの丸形布製ポップガードです。

フィルターが2重になっているため、しっかりとポップノイズを防いでくれます。

クリップ型での取り付けなので、簡単に設置できる点もいいですね。

サイズは直径100mmと小さめです。

【Dicon Audio】ポップガード DCP-2

丸形鉄製のポップガードです。

フィルターはただ穴が開いているだけでなく、角度がつけられているため音抜けが非常に良いです。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは直径135mmと標準サイズです。

【K&M】ポップガード

布製丸型のポップガードです。

アームが曲がるため、ポップガードの位置を自由に変えられます。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは直径130mmと標準サイズです。

【STEDMAN(ステッドマン)】Proscreen 101

おすすメーカーでも出てきたSTEDMANの鉄製丸型ポップガードです。

少し高価ではありますが、クオリティが高いため、原音を邪魔することなく録音することができます。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは直径115mmと少し小さめです。

【Neewer】マイクポップフィルター

布製丸型のポップガードです。

比較的安価なので、初めてのポップガード購入にもおすすめです。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは直径155mmと少し大きめです。

【AKG(アー・カー・ゲー)】PF80

おすすメーカーでも出てきたAKGの丸型ポップガードです。

プロにも愛用されている商品で、質がいい分値段も高価となっています。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは直径130mmと標準サイズです。

【GRANPRO】スクエアポップブロッカー

少し珍しい合成樹脂製四角型のポップガードです。

丸型では都合が悪い人にとってはおすすめできる商品です。

クランプ型なのでしっかりと取り付けできます。

サイズは140×120mmと標準サイズです。

【GRANPRO】ポップガード U型

樹脂製U型のポップガードです。

直径45~55mmのさまざまなマイクに設置できます。

カゴ型でしっかりと固定される型式です。

サイズは68.9×85.0x100mmとなっています。

【キクタニ(KIKUTANI)】ポップフィルター PO-7

おすすメーカーでも出てきたキクタニの樹脂製U型のポップガードです。

フィルターが2重になっているため、しっかりとポップノイズを防いでくれます。

カゴ型でしっかりと固定される型式です。

サイズは90.0×80.0×60.0mmとなっています。

【micawber】ポップガード

鉄・布・スポンジ製U型のポップガードです。

フィルターが3重になっているため、ポップノイズやつばなどをしっかりと防いでくれます。

カゴ型でしっかりと固定される型式です。

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自作ポップガードの作り方

まっきー
まっきー

自分で作れないのかな…?

おすすめのポップガードについて紹介してきましたが、効果が不安で購入にためらいがあったり、市販のものではなかなか形の合うものが見つからないなんてこともあると思います。

そんな場合はポップガードを自作するのも一つの手です。

ポップガードは100均にあるものだけで作れます。

自作ポップガードに必要なものは、

・カスあげ
・輪ゴム・ひも
・ストッキング・タイツ
・スタンドになるもの

です。

カスあげは揚げ物をしたときに、揚げカスをすくうための網のようなものですね。

このカスあげにストッキングを被せ、根元の部分を輪ゴムやひもで縛ります。

ストッキングの余分な部分を切り取り、段ボールや何かしらの空き箱などスタンドになりそうなものに固定したら完成です。

もしマイクスタンドを使用する場合は、カスあげの取っ手部分にクリップを固定すれば、簡易的なクリップ型のポップガードとして使うこともできますよ。

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ポップガードはメンテナンスが重要

まっきー
まっきー

汚れやすいよね

ポップガードは口の目の前にあるため、つばがかかって汚れやすいです。

歌う頻度にもよりますが、月1回くらいはメンテナンスしてあげることをおすすめします。

メンテナンス方法は素材によって異なります。

金属製の場合は、水をためたバケツなどに入れて丸ごと洗浄します。

頑固な汚れがある場合は、薄めた中性洗剤を使って洗いましょう。

最後に水滴はふき取ってくださいね。

布製の場合、布の部分を外して手洗いで汚れを落とします。

洗った後は日陰でしっかりと干しましょう。

その他、洗うのが面倒という人はアルコールで除菌するのもおすすめです。

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ポップガードで歌ってみたのクオリティを上げよう

まっきー
まっきー

ポップガード大事だね!

ポップガードは歌ってみたのクオリティをあげるためにも必要不可欠です。

比較的安価で購入できるので、まだ持っていない方はぜひ購入を検討してみてください。

少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

では次の記事でお会いしましょう!

歌い手お役立ち情報館/まっきー

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